たまりば

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ナス援農または四ヶ月経過の雑感

町田市で作曲家やってるTomです。プロの農家で、ナスしゅうかくてつだい。

研修農園でも、重点作物としてたずさわってきた。

「ナスにハズレなし」というほど、花さえ咲いたら、こっちのもん。

ドンドンしゅうかくできるからと、われわれは整枝よりも、花に期待して、かなりボーボー。


ところが、プロの農家では。

整然と、幾何学的に整理された枝に、きれいな実がいくつもブラ下がってるじゃありませんか。

畝ごとの株の状態も、ほぼ均一。あたかも、よく手のはいった工場みた。

エダマメしゅうかくでみたやうに、生育不良は、それまでの努力を無にする。

農業研究者の神門善久(1962-)は、生育不良について、つぎのようにまとめている。

  農業者の最大の役割はいかにして生育不良を防ぐかにある。(中略)家畜も作物も、生物の宿命としてつねに生育不良の可能性と背中合わせだ(神門 2022:60)。


おみやにいただいたナス1キロを、アラブ料理متبّل(=ムタッバル)にしつつ、むだなくつかいきろうと。

ナス一本のむかふがわ。

神門善久『日本農業改革論──悲しきユートピア』(2022年、ミネルヴァ書房)  
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  • 2022年08月06日 Posted by Tom Motsuzai at 08:00Comments(0)

    エダマメしゅうかく

    町田市で作曲家やってるTomです。いよいよそのときが。

    徒歩ゼロ分農地でまいた、エダマメ。

    はじめてにしては、おもいのほか盛大に生育不良

    不可品質が、ようやっと、30グラム強。ひとにぎりにもならない。

    JAでコンサルティング。水やりのじかんが、適切でなかったのではと。

    あつくなるまえ、明け方であるべきであった…。


    はやすぎる梅雨明け、異常なほどの高温。みんな、生育に影響する。

    それにくらべて、箱入りパキラののびぐあいときたら。  
    タグ :しょくぶつ


  • 2022年08月05日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)

    作曲を学ぶ&楽しむ会のお知らせ

    町田市で作曲家やってるTomです。毎月開催、作曲を学ぶ&楽しむ会のおしらせ。

    第28回。しめきりは8月31日。

    https://sakkyoku.ensemble.fan/correction-28/

    2小節の旋律課題を出します。それを利用して、16小節ていどの小品にまとめてくらはい。編成は自由。

    今回の旋律は、ド長調、4分の4拍子。

    メロディを8小節にかきのばして、かんたんな伴奏をつけたていどでもオーケイ。


    今回の2小節モチーフは、2拍、2拍、4拍に分節できる。

    最初の2拍ずつは、ほぼ同型のくりかえし。これを、a+aとしよう。

    つぎの4拍は、a+aに匹敵する長さの、ひとまとまり。これを、bとしよう。

    全体は、a+a+b。比率は、1:1:2。

    これをバール形式(=bar form)といふ。

    たとえば、オカリナ四重奏アレンジ:行進曲、冒頭の楽節。

    金管楽器を中心とした、2小節のファンファーレが、2回(=a+a)。

    つづいて、対照的に弾むような弦楽合奏が、4小節(=b)。

    全体は、a+a+b。比率は、1:1:2。

    そこには、まとまりと、段落感がある──曲はまだ、はじまったばかりなのに。


    応募作品に、寸評つけます。そのあとZOOMを使った質問会を、任意参加で開催(別料金)。

    あそびのつもりで、まずはじめてみよう。  


  • 2022年08月04日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)