作曲を学ぶ&楽しむ会のお知らせ
町田市で作曲家やってるTomです。毎月開催、作曲を学ぶ&楽しむ会のおしらせ。
第33回。しめきりは1月31日。
https://sakkyoku.ensemble.fan/correction-33/
2小節の旋律課題を出します。それを利用して、16小節ていどの小品にまとめてくらはい。編成は自由。
今回の旋律は、シ短調、4分の4拍子。
メロディを8小節にかきのばして、かんたんな伴奏をつけたていどでもオーケイ。
*
さて、どんな瞬間にひらめくか。
はなしをきいていると、だいたいおなじ;かんがえこんで、ふと手をはなした瞬間。
すきまじかんと、それをよんでもよい。
ちょくせつたずさわっているわけではないが、まだ、かんがえやめたわけでもない。
そんなとき、それまでになかった創案が、ふと、おりてくる。
*
応募作品に、寸評つけます。そのあとZOOMを使った質問会を、任意参加で開催(別料金)。
あそびのつもりで、まずはじめてみよう。
第33回。しめきりは1月31日。
https://sakkyoku.ensemble.fan/correction-33/
2小節の旋律課題を出します。それを利用して、16小節ていどの小品にまとめてくらはい。編成は自由。
今回の旋律は、シ短調、4分の4拍子。
メロディを8小節にかきのばして、かんたんな伴奏をつけたていどでもオーケイ。
*
さて、どんな瞬間にひらめくか。
はなしをきいていると、だいたいおなじ;かんがえこんで、ふと手をはなした瞬間。
すきまじかんと、それをよんでもよい。
ちょくせつたずさわっているわけではないが、まだ、かんがえやめたわけでもない。
そんなとき、それまでになかった創案が、ふと、おりてくる。
*
応募作品に、寸評つけます。そのあとZOOMを使った質問会を、任意参加で開催(別料金)。
あそびのつもりで、まずはじめてみよう。
タグ :勉強会
2023年01月11日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00 │Comments(0)
『ファミリア』または暴力への/からの逃避(承前)
さて、やっと本編。とうじょうするのは、現時点でノーマルなかぞくをじつげんしていないひとびと。
それが社会規範(=ノルマ)からの欠損として、ひとびとをくるしめているのは、『泣いたり笑ったり』とおなじ。だが、こちらの画面では、暴力と/から、にげる男女のシーンであふれている。
ひるがえって「男女がまくし立てる、イタリア語」世界では、どんな暴力シーンもあらわれなかったのだ。平手打ちひとつすら。
映画を現実ととりちがえるまねはしたくないが、暴力の有無は、映画の出来とはかんけいないはず。
obscene=わいざつなの語源は、オフ・シーン(=舞台外)。たとえば古代ギリシア悲劇『オイディプス王』をおもいおこせば、観客の目にさらさなくとも、刺激の強いパフォーマンスは実現できる。
ともあれ、なんどもくるしめられ、きずをうけた日系ブラジル人、マルコスの顔がもつインパクトよ(←あ、また言外の意味が、、)。
それが社会規範(=ノルマ)からの欠損として、ひとびとをくるしめているのは、『泣いたり笑ったり』とおなじ。だが、こちらの画面では、暴力と/から、にげる男女のシーンであふれている。
ひるがえって「男女がまくし立てる、イタリア語」世界では、どんな暴力シーンもあらわれなかったのだ。平手打ちひとつすら。
映画を現実ととりちがえるまねはしたくないが、暴力の有無は、映画の出来とはかんけいないはず。
obscene=わいざつなの語源は、オフ・シーン(=舞台外)。たとえば古代ギリシア悲劇『オイディプス王』をおもいおこせば、観客の目にさらさなくとも、刺激の強いパフォーマンスは実現できる。
ともあれ、なんどもくるしめられ、きずをうけた日系ブラジル人、マルコスの顔がもつインパクトよ(←あ、また言外の意味が、、)。
タグ :読書雑記
2023年01月10日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00 │Comments(0)
『ファミリア』または暴力への/からの逃避
町田市で作曲家やってるTomです。
奇しくも、『泣いたり笑ったり』またはふつうのかぞくにひきつづき、かぞくを問う映画。
『ファミリア』、2022年。
https://familiar-movie.jp
とはいえ、まずは、はじまるまでの約十五分のおはなし。
*
上映開始までに、刺激の強い音響と映像が、つぎからつぎへと:諸予告編である。
なかでも、ゴキゲンなスピーカー使ってんぜ的な、ド迫力音響にへきえき。
とりわけ、いつもより長く響いてます的な、余韻の長い太鼓の音(と、直後のブレイク)にあきあき。
さだまったある一つのパターンというより、十把一絡げ。オール邦画。
*
意味深な余韻をひびかす、太鼓の一打ちが、ほぼ例外なく用いられているところに、日本人の音(楽)心性がうかがえないか。
鐘の一打ち(と、その長い余韻)に、さとりだったりなんなり、ともかく無拍の奏打音は、宗教施設を中心に、多用されている。
諸予告編では、説明し尽くしちゃったらそれこそ意味がなくなってしまう。
したがって、意味深な太鼓の一打ちは、言外の意味を濫用していると、みなせよう。
*
もしくは、直後に訪れる一間(=ひとま、ブレイク)が、意味深なシーンやセリフについて、かんがえさせるきっかけとなっているとも。
ともかく、意味深の強要にうんざり。本編上映以前に、帰りたくなってしまふ。
*
しかたなく;くらやみをきりさき、とめどなくせまりくる音と光の応酬に、めとみみをふさいでとおりすぎるのをまつ──防空壕かとオモタヨ。
(この項つづく)
奇しくも、『泣いたり笑ったり』またはふつうのかぞくにひきつづき、かぞくを問う映画。
『ファミリア』、2022年。
https://familiar-movie.jp
とはいえ、まずは、はじまるまでの約十五分のおはなし。
*
上映開始までに、刺激の強い音響と映像が、つぎからつぎへと:諸予告編である。
なかでも、ゴキゲンなスピーカー使ってんぜ的な、ド迫力音響にへきえき。
とりわけ、いつもより長く響いてます的な、余韻の長い太鼓の音(と、直後のブレイク)にあきあき。
さだまったある一つのパターンというより、十把一絡げ。オール邦画。
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意味深な余韻をひびかす、太鼓の一打ちが、ほぼ例外なく用いられているところに、日本人の音(楽)心性がうかがえないか。
鐘の一打ち(と、その長い余韻)に、さとりだったりなんなり、ともかく無拍の奏打音は、宗教施設を中心に、多用されている。
諸予告編では、説明し尽くしちゃったらそれこそ意味がなくなってしまう。
したがって、意味深な太鼓の一打ちは、言外の意味を濫用していると、みなせよう。
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もしくは、直後に訪れる一間(=ひとま、ブレイク)が、意味深なシーンやセリフについて、かんがえさせるきっかけとなっているとも。
ともかく、意味深の強要にうんざり。本編上映以前に、帰りたくなってしまふ。
*
しかたなく;くらやみをきりさき、とめどなくせまりくる音と光の応酬に、めとみみをふさいでとおりすぎるのをまつ──防空壕かとオモタヨ。
(この項つづく)
タグ :読書雑記
2023年01月09日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00 │Comments(0)
ダイコンホラーまたは九ヶ月経過の雑感
町田市で作曲家やってるTomです。うれしいしゅうかく。のはず、、。
*
ふゆやさいのしゆやく、ダイコン。
スーパーでも、目玉あつかいで特売されてる。
*
それがはたけでは。
ねっこにまけない、菜っ葉ワサワサ。ほっとくと、根も葉もドンドンのびるのびる。
「来週になったらさらにおおきくなってる」(ガクッ)。
菜っ葉もふくめ、可食部のひじょうにおおいやさい。
その巨大なおみやげが、毎回つづく。
*
さらに一人一本、じぶんのおみやげに抜いてみたら、らせん状に、2本が絡まってるじやないか(←岐根といふ)。
コッソリうめもどすわけにもいかず。もはやダイコン疲れ(←大変失礼)。
3センチ厚さにふろふきまくった、この冬。
*
ふゆやさいのしゆやく、ダイコン。
スーパーでも、目玉あつかいで特売されてる。
*
それがはたけでは。
ねっこにまけない、菜っ葉ワサワサ。ほっとくと、根も葉もドンドンのびるのびる。
「来週になったらさらにおおきくなってる」(ガクッ)。
菜っ葉もふくめ、可食部のひじょうにおおいやさい。
その巨大なおみやげが、毎回つづく。
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さらに一人一本、じぶんのおみやげに抜いてみたら、らせん状に、2本が絡まってるじやないか(←岐根といふ)。
コッソリうめもどすわけにもいかず。もはやダイコン疲れ(←大変失礼)。
3センチ厚さにふろふきまくった、この冬。
タグ :しょくぶつ
2023年01月05日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00 │Comments(0)
自作解説65号目『やさいのうた Vegetable Song』
町田市で作曲家やってるTomです。みんなでうたおう。
はじめる農業(体験)も、そろそろまとめにとりかかる。
町田市からの助成もあり、オフィシャルな報告書作成を、もとめられた。
*
せっかくだから、やさいのうたでもやってみっかと。
やさいのうたが「グワァ」では、こまる。
で、かんがえるともなく、さっさとまとまったのが、この曲。
*
畑をあるいていて、あちこちやさいたちが、おおきくそだっている。
「ほらそこに/ほらここに」には、そんなやさいたちの風景がうつしだされている。
*
やさいの消費拡大はもちろん、やさいのきもちになって(←なったことないけど)うたってもらいたいのが、一点。
でも。
せっかくだから、JA(旧農協)のゴツイ手した(←偏見)おにいちゃんたちにうたってもらいたいよお。
「わたしをたべてー」←エロい。
楽譜はこちらからどうぞ。
https://store.piascore.com/scores/175480
はじめる農業(体験)も、そろそろまとめにとりかかる。
町田市からの助成もあり、オフィシャルな報告書作成を、もとめられた。
*
せっかくだから、やさいのうたでもやってみっかと。
やさいのうたがー/きこえてくるよー/グワァ グワァ
やさいのうたが「グワァ」では、こまる。
で、かんがえるともなく、さっさとまとまったのが、この曲。
*
畑をあるいていて、あちこちやさいたちが、おおきくそだっている。
「ほらそこに/ほらここに」には、そんなやさいたちの風景がうつしだされている。
*
「わたしをたべてー」
やさいの消費拡大はもちろん、やさいのきもちになって(←なったことないけど)うたってもらいたいのが、一点。
でも。
せっかくだから、JA(旧農協)のゴツイ手した(←偏見)おにいちゃんたちにうたってもらいたいよお。
「わたしをたべてー」←エロい。
楽譜はこちらからどうぞ。
https://store.piascore.com/scores/175480
2023年01月04日 Posted by Tom Motsuzai at 10:30 │Comments(0)
ハレルヤコーラス、オカリナアレンジ
町田市で作曲家やってるTomです。ハレルヤコーラスの演奏動画が、上がってきた。
オカリナ四重奏アレンジ:ハレルヤで紹介したアレンジを、ラ・フレーズのみなさんが演奏してくださった。
2022年9月25日収録、湘南オカリナフェスティバル リモートコンサート。演奏動画の2曲目。
アンコールにあたる3曲目では、とつぜん頼まれて、タンバリンで出演。
うつってないけど、ダンスのステップも、その場でしこまれてた。イキナリ収録で、そこまでさせるか。
各声部のうごきがよくみえる、すてきな演奏に感謝。
オカリナ四重奏アレンジ:ハレルヤで紹介したアレンジを、ラ・フレーズのみなさんが演奏してくださった。
2022年9月25日収録、湘南オカリナフェスティバル リモートコンサート。演奏動画の2曲目。
アンコールにあたる3曲目では、とつぜん頼まれて、タンバリンで出演。
うつってないけど、ダンスのステップも、その場でしこまれてた。イキナリ収録で、そこまでさせるか。
各声部のうごきがよくみえる、すてきな演奏に感謝。
タグ :音楽雑記
2023年01月03日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00 │Comments(0)
自作解説64号目『踏み出す一歩 Foot To Step Out』
町田市で作曲家やってるTomです。16小節の、ピアノ小品。
大バッハの快感でも触れた、対位法にもとづいた作品。
あたえられた旋律課題2小節を、16小節にしてくる作曲レッスンをつづけて、30回目。みずからも作品を寄せることになった。
それなら、だれもてをだしてこない対位法で、書いてみようと。
*
上昇する次のモチーフが、なんどもあらわれているのがきこえるとおもふ。

さらに音が1つ、2つ、3つと、ひとつずつ増えてまとまっている。
タイトルは、それがあたかも一歩ずつのあゆみに、うけとれたところから。
*
この小品は、海外に移住した友人に献呈されている。
現地で、みずからの一歩を踏み出しているんだねと、タイトルからおもいだして。
献呈の件で、ひさしぶりに連絡。了承いただけた。
こんな個人的な性格の小品を、アルバムの一葉(=Albumblatt)と、いふ。
作例は、たとえばロベルト・シューマンOp.68『こどものためのアルバム』。
*
なんども出てくるモチーフが、失敗しようがなんどでも踏み出したらいいんだよと。
タイトルと内容があっているところは、きにいっている。
楽譜はこちらからどうぞ。
https://store.piascore.com/scores/173631
大バッハの快感でも触れた、対位法にもとづいた作品。
あたえられた旋律課題2小節を、16小節にしてくる作曲レッスンをつづけて、30回目。みずからも作品を寄せることになった。
それなら、だれもてをだしてこない対位法で、書いてみようと。
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上昇する次のモチーフが、なんどもあらわれているのがきこえるとおもふ。

さらに音が1つ、2つ、3つと、ひとつずつ増えてまとまっている。
タイトルは、それがあたかも一歩ずつのあゆみに、うけとれたところから。
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この小品は、海外に移住した友人に献呈されている。
現地で、みずからの一歩を踏み出しているんだねと、タイトルからおもいだして。
献呈の件で、ひさしぶりに連絡。了承いただけた。
こんな個人的な性格の小品を、アルバムの一葉(=Albumblatt)と、いふ。
作例は、たとえばロベルト・シューマンOp.68『こどものためのアルバム』。
*
なんども出てくるモチーフが、失敗しようがなんどでも踏み出したらいいんだよと。
タイトルと内容があっているところは、きにいっている。
楽譜はこちらからどうぞ。
https://store.piascore.com/scores/173631
タグ :自作解説
2023年01月02日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00 │Comments(0)
新作発表 at 紀尾井ホール
町田市で作曲家やってるTomです。ピアノ作品の新作発表 at 紀尾井ホール。
オイラの作品は、『あのくものむこう』。第2部、10番目。
演奏してくれるのは、じぶんから「弾きたい」と、いってくれた宗茂くん。
ちなみに楽譜集も、同日カワイ出版より発売。
多くの人に愛されるといいな;いや、作品が。

オイラの作品は、『あのくものむこう』。第2部、10番目。
演奏してくれるのは、じぶんから「弾きたい」と、いってくれた宗茂くん。
ちなみに楽譜集も、同日カワイ出版より発売。
多くの人に愛されるといいな;いや、作品が。

タグ :自己紹介