たまりば

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作曲を学ぶ&楽しむ会のお知らせ

町田市で作曲家やってるTomです。毎月開催、作曲を学ぶ&楽しむ会のおしらせ。

第33回。しめきりは1月31日。

https://sakkyoku.ensemble.fan/correction-33/

2小節の旋律課題を出します。それを利用して、16小節ていどの小品にまとめてくらはい。編成は自由。

今回の旋律は、シ短調、4分の4拍子。

メロディを8小節にかきのばして、かんたんな伴奏をつけたていどでもオーケイ。


さて、どんな瞬間にひらめくか。

はなしをきいていると、だいたいおなじ;かんがえこんで、ふと手をはなした瞬間。

すきまじかんと、それをよんでもよい。

ちょくせつたずさわっているわけではないが、まだ、かんがえやめたわけでもない。

そんなとき、それまでになかった創案が、ふと、おりてくる。


応募作品に、寸評つけます。そのあとZOOMを使った質問会を、任意参加で開催(別料金)。

あそびのつもりで、まずはじめてみよう。  
タグ :勉強会


  • 2023年01月11日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)

    『ファミリア』または暴力への/からの逃避(承前)

    さて、やっと本編。とうじょうするのは、現時点でノーマルなかぞくをじつげんしていないひとびと。

    それが社会規範(=ノルマ)からの欠損として、ひとびとをくるしめているのは、『泣いたり笑ったり』とおなじ。だが、こちらの画面では、暴力と/から、にげる男女のシーンであふれている。

    ひるがえって「男女がまくし立てる、イタリア語」世界では、どんな暴力シーンもあらわれなかったのだ。平手打ちひとつすら。

    映画を現実ととりちがえるまねはしたくないが、暴力の有無は、映画の出来とはかんけいないはず。

    obscene=わいざつなの語源は、オフ・シーン(=舞台外)。たとえば古代ギリシア悲劇『オイディプス王』をおもいおこせば、観客の目にさらさなくとも、刺激の強いパフォーマンスは実現できる。

    ともあれ、なんどもくるしめられ、きずをうけた日系ブラジル人、マルコスの顔がもつインパクトよ(←あ、また言外の意味が、、)。  
    タグ :読書雑記


  • 2023年01月10日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)

    『ファミリア』または暴力への/からの逃避

    町田市で作曲家やってるTomです。

    奇しくも、『泣いたり笑ったり』またはふつうのかぞくにひきつづき、かぞくを問う映画。

    『ファミリア』、2022年。

    https://familiar-movie.jp

    とはいえ、まずは、はじまるまでの約十五分のおはなし。


    上映開始までに、刺激の強い音響と映像が、つぎからつぎへと:諸予告編である。

    なかでも、ゴキゲンなスピーカー使ってんぜ的な、ド迫力音響にへきえき。

    とりわけ、いつもより長く響いてます的な、余韻の長い太鼓の音(と、直後のブレイク)にあきあき。

    さだまったある一つのパターンというより、十把一絡げ。オール邦画。


    意味深な余韻をひびかす、太鼓の一打ちが、ほぼ例外なく用いられているところに、日本人の音(楽)心性がうかがえないか。

    鐘の一打ち(と、その長い余韻)に、さとりだったりなんなり、ともかく無拍の奏打音は、宗教施設を中心に、多用されている。

    諸予告編では、説明し尽くしちゃったらそれこそ意味がなくなってしまう。

    したがって、意味深な太鼓の一打ちは、言外の意味を濫用していると、みなせよう。


    もしくは、直後に訪れる一間(=ひとま、ブレイク)が、意味深なシーンやセリフについて、かんがえさせるきっかけとなっているとも。

    ともかく、意味深の強要にうんざり。本編上映以前に、帰りたくなってしまふ。


    しかたなく;くらやみをきりさき、とめどなくせまりくる音と光の応酬に、めとみみをふさいでとおりすぎるのをまつ──防空壕かとオモタヨ。

    (この項つづく)  
    タグ :読書雑記


  • 2023年01月09日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)

    ダイコンホラーまたは九ヶ月経過の雑感

    町田市で作曲家やってるTomです。うれしいしゅうかく。のはず、、。


    ふゆやさいのしゆやく、ダイコン。

    スーパーでも、目玉あつかいで特売されてる。


    それがはたけでは。

    ねっこにまけない、菜っ葉ワサワサ。ほっとくと、根も葉もドンドンのびるのびる。

    「来週になったらさらにおおきくなってる」(ガクッ)。

    菜っ葉もふくめ、可食部のひじょうにおおいやさい。

    その巨大なおみやげが、毎回つづく。


    さらに一人一本、じぶんのおみやげに抜いてみたら、らせん状に、2本が絡まってるじやないか(←岐根といふ)。

    コッソリうめもどすわけにもいかず。もはやダイコン疲れ(←大変失礼)。

    3センチ厚さにふろふきまくった、この冬。  
    タグ :しょくぶつ


  • 2023年01月05日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)

    自作解説65号目『やさいのうた Vegetable Song』

    町田市で作曲家やってるTomです。みんなでうたおう。




    はじめる農業(体験)も、そろそろまとめにとりかかる。

    町田市からの助成もあり、オフィシャルな報告書作成を、もとめられた。


    せっかくだから、やさいのうたでもやってみっかと。

    やさいのうたがー/きこえてくるよー/グワァ グワァ

    やさいのうたが「グワァ」では、こまる。

    で、かんがえるともなく、さっさとまとまったのが、この曲。


    畑をあるいていて、あちこちやさいたちが、おおきくそだっている。

    「ほらそこに/ほらここに」には、そんなやさいたちの風景がうつしだされている。


    わたしをたべてー

    やさいの消費拡大はもちろん、やさいのきもちになって(←なったことないけど)うたってもらいたいのが、一点。

    でも。

    せっかくだから、JA(旧農協)のゴツイ手した(←偏見)おにいちゃんたちにうたってもらいたいよお。

    「わたしをたべてー」←エロい。

    楽譜はこちらからどうぞ。
    https://store.piascore.com/scores/175480  


  • 2023年01月04日 Posted by Tom Motsuzai at 10:30Comments(0)

    ハレルヤコーラス、オカリナアレンジ

    町田市で作曲家やってるTomです。ハレルヤコーラスの演奏動画が、上がってきた。




    オカリナ四重奏アレンジ:ハレルヤで紹介したアレンジを、ラ・フレーズのみなさんが演奏してくださった。

    2022年9月25日収録、湘南オカリナフェスティバル リモートコンサート。演奏動画の2曲目。

    アンコールにあたる3曲目では、とつぜん頼まれて、タンバリンで出演

    うつってないけど、ダンスのステップも、その場でしこまれてた。イキナリ収録で、そこまでさせるか。

    各声部のうごきがよくみえる、すてきな演奏に感謝。  
    タグ :音楽雑記


  • 2023年01月03日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)

    自作解説64号目『踏み出す一歩 Foot To Step Out』

    町田市で作曲家やってるTomです。16小節の、ピアノ小品。




    大バッハの快感でも触れた、対位法にもとづいた作品。

    あたえられた旋律課題2小節を、16小節にしてくる作曲レッスンをつづけて、30回目。みずからも作品を寄せることになった。

    それなら、だれもてをだしてこない対位法で、書いてみようと。


    上昇する次のモチーフが、なんどもあらわれているのがきこえるとおもふ。




    さらに音が1つ、2つ、3つと、ひとつずつ増えてまとまっている。

    タイトルは、それがあたかも一歩ずつのあゆみに、うけとれたところから。


    この小品は、海外に移住した友人に献呈されている。

    現地で、みずからの一歩を踏み出しているんだねと、タイトルからおもいだして。

    献呈の件で、ひさしぶりに連絡。了承いただけた。

    こんな個人的な性格の小品を、アルバムの一葉(=Albumblatt)と、いふ。

    作例は、たとえばロベルト・シューマンOp.68『こどものためのアルバム』。


    なんども出てくるモチーフが、失敗しようがなんどでも踏み出したらいいんだよと。

    タイトルと内容があっているところは、きにいっている。

    楽譜はこちらからどうぞ。
    https://store.piascore.com/scores/173631  
    タグ :自作解説


  • 2023年01月02日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)

    新作発表 at 紀尾井ホール

    町田市で作曲家やってるTomです。ピアノ作品の新作発表 at 紀尾井ホール。

    オイラの作品は、『あのくものむこう』。第2部、10番目。

    演奏してくれるのは、じぶんから「弾きたい」と、いってくれた宗茂くん。

    ちなみに楽譜集も、同日カワイ出版より発売。

    多くの人に愛されるといいな;いや、作品が。


      
    タグ :自己紹介


  • 2023年01月01日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)