たまりば

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いまどき翻訳検索→追って出し

町田市で作曲家やってるTomです。いまどき翻訳検索について、回答があった。

重要な補足なので、追って出し。


写真ではプライヴァシー保護のため、ボカされた下部に白文字で、「私たちができるすべてのことは、ボイコットだ」との文章が入っていた。

その文章が、趣旨として伝わりやすいため、キャプションとした。

以上。


おなじ日本語の投稿に、たとえばクメール語で同様のキャプションがついてたら、ドーする。

ふつうは「かってに意訳したんだな」と、解釈される。

しかもこれ、大方の読者が解読できる英語だったらみのがされただろうか?

文字情報の伝達レヴェルで、報道写真としてのチョイスに問題があったとかんがえる。


ささいにみえる細部、かもしれない。

しかし、アラビア語学習者にはとりわけ、アラビア語がいいかげんに報道されていると、おもえる。

とおい(とおもえる)国をちかづけるのが、現地特派員に委任された、使命のひとつ。

それには、まずことばから。  
タグ :アラブ


  • 2023年12月30日 Posted by Tom Motsuzai at 14:30Comments(0)

    いまどき翻訳検索

    町田市で作曲家やってるTomです。翻訳ちがい。

    年末恒例、朝日新聞の海外特派員たちによる、各地のエピソード集。

    イスタンブールから、高野裕介氏。2023年12月29日朝刊掲載、「待ちわびる コーヒーのお誘い」。

    アラビア語の写真を掲載し、「私たちができるすべてのことは、ボイコットだ」と、キャプションがついている。

    https://digital.asahi.com/articles/photo/AS20231229000359.html

    ちなみに原文は:منتجات الداعمة للإحتلال


    いわずとしれた、ガザ戦争を背景に、パレスチナへの連帯表明である;イスラエル占領軍への抗議として。

    だが、的を外した翻訳である

    占領を支持する商品群」が、正しい。だから、ボイコットのはなしにつながる。

    いまどき、上掲のアラビア語文字群を検索エンジンにかけるだけでも、英語への翻訳が出てくる。

    したがってここから、

     ・高野氏はアラビア語をまったく読めない
     ・たった3語のアラビア語を検索にかけることすらしない
     ・翻訳の確認もせずに全国紙に掲載するデスク

    以上が、あきらかになった。

    これ、報道って呼べるレヴェル?


    批判しているのではない。誤りを指摘しているのである。

    コピペでない報道があるからこそ、その吟味ができる。

    ちなみにボイコットなら、世界各地で可能です;もちろん日本でも。  
    タグ :アラブ


  • 2023年12月29日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)

    作曲を学ぶ&楽しむ会のお知らせ

    町田市で作曲家やってるTomです。それでは毎月開催の、作曲を学ぶ&楽しむ会のおしらせ。

    第44回。しめきりは12月31日。

    https://sakkyoku.ensemble.fan/correction-44

    2小節の旋律課題を出します。それを利用して、16小節ていどの小品にまとめてくらはい。編成は自由。

    今回の旋律はファ長調、4分の4拍子。



    メロディを8小節にかきのばして、かんたんな伴奏をつけたていどでもオーケイ。


    和音そのものは、人類による音楽研究の産物。

    自然にあった倍音列から見出された、のではなく。

    なぜなら、すべての文化圏で和音が用いられているわけでもないし、和音と異なった音楽の組織化が体系的に追求されている音楽文化も、いくらでも例がある。

    和音を必要としない音楽文化だって。日本の太鼓だけのアンサンブルとか。

    そのうえで、調性にもとづいた長調なり短調のメロディが提示されれば、そこには、ある文化圏で慣用的に用いられ、積極的に開発されもしてきた和音を適用できる可能性は、グンと高まる。

    それを西欧クラシック音楽の音楽性と、ザックリまとめている。

    そこでは、和音の動かしかたの慣用なり、作例をまなぶことを、和声法と呼んでいる。

    その先に、和音の使い道をじぶんなりに開拓できるようになるのが、最終目標となる。


    応募作品に、寸評つけます。そのあとZOOMを使った質問会を、任意参加で開催(別料金)。

    あそびのつもりで、まずはじめてみよう。  
    タグ :勉強会


  • 2023年12月20日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)

    作曲を学ぶ&楽しむ会のお知らせ

    町田市で作曲家やってるTomです。過ぎちゃった報告の、作曲を学ぶ&楽しむ会のおしらせ。

    第43回。しめきりは11月30日(だった)。

    https://sakkyoku.ensemble.fan/correction-43

    2小節の旋律課題を出します。それを利用して、16小節ていどの小品にまとめてくらはい。編成は自由。

    今回の旋律はソ短調、4分の4拍子。



    メロディを8小節にかきのばして、かんたんな伴奏をつけたていどでもオーケイ。


    とはいえ、メロディだけを、音をいじくって作るのは具合がわるい。

    大抵いっしょになにか他の音も、同時に鳴っているから。

    その、他の音との関係も考えて、メロディをいじくるとなると、もはやお手上げ。

    まだ決まってもない音に、さらに決まってない他の音も、同時並行で
    考えていく
    なんて作業は、それこそ、絵に描いた雲をつかむような話になる。

    そこで、すでにある程度の音を集積として予想した上、その範囲内で音を探る作業が視野に入ってくる。

    いわゆる和音、コードである。


    応募作品に、寸評つけます。そのあとZOOMを使った質問会を、任意参加で開催(別料金)。

    あそびのつもりで、まずはじめてみよう。  
    タグ :勉強会


  • 2023年12月19日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)

    PILOTに取材を受けた

    町田市で作曲家やってるTomです。ええ、筆記具メーカーのパイロットです。


    https://www.pilot.co.jp/media/yell/004.html

    一読のとおり、創作論の集成とは、あいなった。

    日頃つらつらかんがえているのを、まとめて、自分自身も目にする機会。

    さらに、「10年後にだれかが読むかもしれない」と、取材時におっしゃる。

    さふ;パイロットは100年企業

    こりゃ、生半可なクオリティでは済まぬ。

    で、急遽写真もフォトグラファーにおねがいした。


    そして、わたしの発言内容が、まさにめにみえるやうに。

    また、どの質問にも、けっこうなボリュームを拾ってくださった。

    ぜひ一言なり、感想をパイロットさんにとどけてやってください。  
    タグ :自己紹介


  • 2023年12月04日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)