たまりば

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作曲を学ぶ&楽しむ会のお知らせ

町田市で作曲家やってるTomです。それでは毎月開催の、作曲を学ぶ&楽しむ会のおしらせ。

第45回。しめきりは1月31日。

https://sakkyoku.ensemble.fan/correction-45

2小節の旋律課題を出します。それを利用して、16小節ていどの小品にまとめてくらはい。編成は自由。

今回の旋律はファ長調、4分の4拍子。



メロディを8小節にかきのばして、かんたんな伴奏をつけたていどでもオーケイ。


「和音の使い道をじぶんなりに開拓」と、第44回の作曲を学ぶ&楽しむ会のエントリーで書いた。

和音は、共通の構成原理をもっている。

それを複数つなぎ合わせ、じぶんなりの、あらたな表現にしていく。

これって、ことば(文法と単語)を操りながら、新しいことをいくらでも表現できるのと、相同。

たしかに音を用いる音楽は、ことばほど、明確な指示対象との結びつきはない。つまり、何を指示=意味させようとしているのか、さだかにはならない。

ではあるものの、音楽聴取の場では;

 ・音楽聴取による感情の創発
 ・それまでの音楽経験の想起
 ・それまでの音楽事象との関係が、一人ひとりのうちにマッピングされる

ことばによる表象とおなじことが、生起する。

ただ、好きな音きらいな音ではっきりするように、音楽は認知次元でももちろんだが、より身体次元で経験される

だから、きらいなことばもまた、その聴取における身体次元で不快を感じている


応募作品に、寸評つけます。そのあとZOOMを使った質問会を、任意参加で開催(別料金)。

あそびのつもりで、まずはじめてみよう。  
タグ :勉強会


  • 2024年01月29日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)

    野菜のプロってなんだ

    町田市で作曲家やってるTomです。ある民間団体のはなし(格付けもする)。

    日本野菜ソムリエ協会。新型コロナパンデミック以降にはじまった、その格付け。

    https://www.vege-fru.com/event/seika/


    やってることといえば;

    種目選定→エントリー料徴収→格付け→ブランドロゴ使用料徴収

    味覚評価、食味審査をおこなふ。ちなみに審査者は、当該団体が資格認定した者のみ

    で、対象はトマト、イチゴ、モモ、ミカン、リンゴ、サツマイモ、ジャガイモ、エダマメ。

    果糖そのもの、または澱粉をふくみ、甘さが主眼のものばかり。

    コメントも、判で押したやうに甘みに言及している;それを「おいしさ」として。

    結果、甘いものが勝つ。換言すれば、調理の必要がなく、そのまま非加熱で、または茹で・焼きして食べられるものだけが、審査対象。

    トーゼン、そこにゴボウは入ってこない。

    きっとそのうち、トウモロコシも俎上にあげられる(はず)。

    格付けによるマーケティング、ですかね。

    ていうか、そもそもの味覚なり食味に基準がないのに、だふやって格付けられるんですか?

    しかも全国が対象範囲。土壌も気候も収穫時期もちがうのに、たった1日ですべて審査。おおざっぱすぎ。


    「新鮮」もおいしさの基準になりうるのに、それは評価対象に入らないのでしょ。

    みための品評会ならともかく(ミカンは大きさで甘さがちがふ)、食味審査は根本的に、客観的であれないし、無理がある。

    なぜなら野菜・果物は、チョコレートといった、通年味が変化しない加工食品ではないのだ


    当該団体による資格認定者は、「野菜・果物のプロ」といふ。でも、どの分野で?

    タネまたは苗木?←ならタネ・苗木農家。

    栽培?←なら農家。

    農薬?←なら農薬企業。

    肥料?←なら肥料会社。

    販売?←なら小売業。

    消費?←ならだれでも。

    栄養?←なら成分表を覚えただれでも。

    調理?←ならコック。

    そのどれかに該当する方が、たとえばさらに研鑽を積もうと、資格(民間団体だけど)に手を出すなら、理解できる。

    つまり、資格認定がショーバイになってませんか?


    すでに複数年、ひとつの作物を土づくりから撤収までたずさわってても、「精通したプロフェッショナル」とは、とてもじゃないが、じぶんのことを呼べない。

    ましてや、他人の作物を格付けるなんて。  


  • 2024年01月25日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)