たまりば

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自作解説62号目『ある12月に A Day In December』

町田市で作曲家やってるTomです。『プロムナード集』から、『ある12月に A Day In December』。



嬰ハ短調。弱音の開始から、信じられぬほどの拡大発展を遂げる。あたかも、渦巻く星雲を思わせるかのような。

楽譜はこちらからどうぞ。
https://store.piascore.com/scores/59373  


  • 2020年12月29日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)

    ある創造的発展

    町田市で作曲家やってるTomです。年賀状の時期である。

    Microsoft Wordで、とある写真をいじってみた↓

    使用前



    使用後



    「図の効果」にならんでいる、エフェクトなり調整なりを、あれこれ適当に施した結果。

    これをツールの誤用というなかれ。

    ここにはあきらかに創造的発展、または(ツールに頼った)飛躍がある。

    そんなありもしない偶然は、「ひょうたんから駒」とも。

    しかしひょうたんも駒も、どちらも、日本にはもともと存在しなかった輸入物ですな。  


  • 2020年12月28日 Posted by Tom Motsuzai at 10:58Comments(0)

    たべたケーキを寸評風に

    町田市で作曲家やってるTomです。地元の新しいケーキ屋さんを、ためしたって話。

    街案内のおばあさんに場所をきくと、「名前わかんないけど、今売出し中の洋菓子屋さんでしょ」とかなんとか。

    おお、知名度があるじゃないか。

    「召し上がったことあるんですか」「おいしいの、でもタッカイの」

    さらに、すでにためしてらっしゃる。

    https://uncadeau.info/

    アンカドさん。

    ピース販売は、ガトーフレーズがたった一切れならんでるだけ。クリスマスケーキの予約受け取りがメイン。さすがクリスマス。

    タッカイ値段は、ホームページで確認いただくとして。

    それより気になったのは、以下のブログ。「ショートケーキなど分かりやすいケーキは置いていないし」と、ある。

    https://ameblo.jp/yuuki19811226/entry-12478188343.html

    置いてるじゃん

    それはさて。以下、オンライン曲づくり講座でやっている寸評風に。

    仕立て
     ・6センチ弱の正方形
     ・ふちの立ち上がったプラスチック容器にのせてある
     ・6mm程度のビスキュイを2枚、シャンティをはさまず土台に重ねてある
     ・縦割り、数ミリ厚さにスライスしたいちご
     ・いちご&シャンティ、ビスキュイがそれぞれ2段
     ・半割りのいちごが一つ、表面にジュレ・ヌートル
     ・店名のちいさなカード、「Noël」とのプラスチック飾り
     ・ビスキュイにはシロップを打ってないようだ

    寸評
     ・ビスキュイがボソボソ、分量も多く感じる(4枚も!)
     ・食感がしっかりしてるけど、アーモンドプードルも入ってるのかな
     ・シャンティの甘さが控え目、分量も少なく満足感がない
     ・フォークがスムーズに土台まで刺さらず、途中でくずれる
     ・土台のビスキュイ2枚がズレてきて、たべてるあいだに座りが不安定
     ・たべられないものを、ちいさなピースに2つも飾るのは好ましくない
     ・ふちの立ち上がった容器にのせてあり、フォークの自由な動きを制限

    感想
     ・シロップの打ってある、ふわふわしたスポンジ生地が好み
     ・甘めなシャンティをたっぷりはさみ、口内の充実がのぞましい
     ・いちごのならべ方の工夫で、フォークが下までスッと通る仕立て
     ・ピースの大きさとのバランスで、甘みが強い方が充実感を覚える

    「分かりやすいケーキ」は、それだけ多くの人の目にさらされるということ。

    志の高いケーキをめざしてらっしゃるそうで。初志貫徹!  


  • 2020年12月27日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)

    和声勉強会のお知らせ

    町田市で作曲家やってるTomです。
    月イチ開催、和声勉強会のお知らせダスー。

    https://okesen.snacle.jp/event_profiles/detail/124

    ピアノ弾いたことある人なら、だれもがとおるブルグミュラーの曲集Op.100。

    この25曲を、毎回1曲ずつ和声分析するクラスです。来年一発目は、第8曲『優美』。

    開催は、1月8日(金)。会場は、今回は世田谷です。

    用意するのは、この曲集だけ(筆記用具のぞく)。

    実際に弾ける必要はありません。しかし、譜面ひらけばきっと弾きたくなるであろう。

    音楽理論の本をひらいても、楽典から先に入ると、なんか腑に落ちない。

    そもそも音のうごきをことばで説明するのって、超絶無理なんじゃない?音楽という人工的な音の動きを、なにか自然物等になぞらえて理解していくのって、はたして正しい方法なんだろうか?

    そんな音楽の「もっと知りたい」を、着実にモノにします。

    全曲2ページ以内の(たった16小節だったりもする)やさしい曲だからこそ、できること。

    それは、音楽への根源的な問いの、可視化です。

    長大な曲(たとえばオーケストラのシンフォニー)では、和声分析、オーケストレーション、各楽章の調性関係、シンフォニーの発展史等々、なかなかそこまでいたらない。

    少人数で和気あいあい。なんでもききやすい雰囲気です。じっさい質問から教わることもおおい。

    毎回2時間ていど。
    エントリーは、事務局がていねいにサポートしてくれます。

    1曲ごとの分析だから、参加は単発でもだいじょうぶ。
    でも継続すると、ブルグミュラーの作曲のクセなんかも、だんだんみえてくる。

    無味乾燥な和声課題ではなく、実際の作品を──それも愛奏されている──分析していく、強みですな。  
    タグ :勉強会


  • 2020年12月26日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)

    曲づくりを学ぶ&楽しむ会のお知らせ

    町田市で作曲家やってるTomです。今度も早めの周知。

    作曲やってみよう講座、やってます。

    今回で9回目。しめきりは1月20日。

    https://okesen.snacle.jp/articles/entry16769

    毎回2小節の旋律課題を出します。それを利用して、16小節ていどの小品にまとめるというもの。

    今回はニ長調。和声外音からはじまる、挑戦しがいのあるメロディ。

    編成は自由。これまでもチェロとピアノ、ジャズのピアノトリオ、金管三重奏、弦楽四重奏等、自由自在。

    手書きの譜面なら、pdfデータかスマホで撮影したもの、もしくは浄譜ソフトのファイルで応募します。

    応募作品に、寸評つけます。
    リンク先から、これまでの旋律課題と、応募&寸評例を確認できます。

    参加したみなさんのどなたも、グングン力をつけて、まるで種に水をまいたよう。

    あそびのつもりで、まず書いてみよう。  
    タグ :勉強会


  • 2020年12月25日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)

    自作解説61号目『ある11月に A Day In November』

    町田市で作曲家やってるTomです。『プロムナード集』から、『ある11月に A Day In November』。



    イ短調。どことなくアストル・ピアソラを感じさせる。左手のリズム・オスティナートに対し、右手の猛烈なシンコペートが、音楽を活気づける。

    楽譜はこちらからどうぞ。
    https://store.piascore.com/scores/59372  


  • 2020年12月24日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)

    自作解説60号目『ある10月に A Day In October』

    町田市で作曲家やってるTomです。『プロムナード集』から、『ある10月に A Day In October』。



    ホ短調。これもなぐさめるかのような、感傷的な曲調。最後はピカルディ終止で、ホ長調へ。

    楽譜はこちらからどうぞ。
    https://store.piascore.com/scores/59371  


  • 2020年12月23日 Posted by Tom Motsuzai at 11:33Comments(0)

    自作解説59号目『ある9月に A Day In September』

    町田市で作曲家やってるTomです。『プロムナード集』から、『ある9月に A Day In September』。



    変ロ長調。2声のインヴェンション。だが、スウィングしている...!

    対位法の作品に、うちとけた、肩の凝らない曲調を。

    楽譜はこちらからどうぞ。
    https://store.piascore.com/scores/59370  


  • 2020年12月22日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)

    自作解説58号目『ある8月に A Day In August』

    町田市で作曲家やってるTomです。『プロムナード集』から、『ある8月に A Day In August』。



    変イ長調のスウィング。左手のメロディに先導される、主部。

    中間部は調性がはっきりせず、意外な音のぶつかりが、こっけいさをかもし出す。

    楽譜はこちらからどうぞ。
    https://store.piascore.com/scores/59369  


  • 2020年12月21日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)

    自作解説57号目『ある7月に A Day In July』

    町田市で作曲家やってるTomです。『プロムナード集』から、『ある7月に A Day In July』。



    入口の調性ははっきりしないが、最終的にニ長調。

    この曲も演奏は平易。大人の内面を映すかのような感傷と、6度平行で紡がれるメロディ。

    楽譜はこちらからどうぞ。
    https://store.piascore.com/scores/59366  


  • 2020年12月20日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)