自作解説45号目『鉱夫のトッカータ A Miner's Toccata』
町田市で作曲家やってるTomです。『鉱夫のトッカータ A Miner's Toccata』。
スリリング。ほぼ全編にわたって3和音を両手で交互にたたくだけなのだが、予想外の拍子変更。あやういリズムの綱渡り。リセットみたく、また頭からくりかえしたり。
さいごは、いっきに地上へと抜出すように、グリッサンドでピアノの最高音をたたきだす。
もちろん鉱夫の作業は危険が多い。ジェンダー問わずその努力に敬意を表して、世界中の鉱夫へ、この作品を捧げる。
下記リンクから譜面を見てもらうと、一目瞭然な話。
この曲書きながら、一体いくつ玉っころ(=黒玉)を塗りつぶすんだか、と、おもったとかおもわなかったとか。
それでもスケッチは、かならず五線紙に手でとります(そののち、コンピューター浄譜)。そのほうがクオリティが上がるのです。
楽譜はこちらからどうぞ。
https://store.piascore.com/scores/44663