たまりば

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でもって、共に

町田市で作曲家やってるTomです。デモ、だから。

あつくもさむくもない、デモ日和だった昨日。
国会正門前に3,000人。平和といのちと人権を!11・3大行動。

http://sogakari.com/?p=4891

主催者が準備してくれたメッセージから、「学術会議への人事介入は許さない」を、国会に向けて掲げつづける、ほぼ3時間の不動。
さすがに肩も腰も、疲れました。

ちなみに両面刷りで、ウラ(?)は「学問の自由を守れ」。密接に相関性がありますね。よくできてる。

この問題(だけじゃないけど)を問いただす、各党の議員も登壇。共産党は、本日の予算委員会の質問時間、55分全部つかって、この学術会議任命拒否問題について、ぶっつけるといってた。

で、なにかを高く掲げつづけるのは、意外にも指揮とおなじ姿勢。

パラグアイで指揮棒振ってたときも(プロフィール参照)、演奏のあいだ中、両腕をつねに肩より高い位置に維持するから、けっこう体力がいるとは思った。ブンブン腕をふりまわしながら(←いいすぎ)。それでも、長くて1曲10分ていど。

さらに指揮は、モニタースピーカーみたいなもんで、聴取者としてもベストな位置ではない。背中には人の視線を感じるし、一挙手一投足を意識する、演者のようでもある。

さて上述のデモには、「安全保障関連法に反対する学者の会」の、抗議行動がひきつづく。一石二鳥。

http://anti-security-related-bill.jp/

600以上の学会が、声明をすでに公表。戦後初。これだけ多くの、世界中の知的・人的資源が注視している。

どこも「人事に関する」問題ではない。
学問の弾圧は、アクチュアルなグローバル・イシューです。  


  • 2020年11月04日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)