たまりば

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あそんでまなぶヒロシかるた

町田市で作曲家やってるTomです。名づけて、ヒロシかるたを作成した。夏の自由研究。



これは、ある人物(ヒロシ...)を表象&顕彰するため。

ひらがな47文字からはじまるかるたで、あるヒロシを、文学的に構成。

それを一日一枚ずつ公にすることで、あたかもひとりの人間をすこしずつ知っていくかのように、時間軸も再構成してみたい。

いつしか、各かるたの内容がたがいにむすびつき、なんとなくでも全身像が浮かんできたら大成功。

それにしても、ある人物を表象するのに、すきまだらけ、余白だらけの文章で構成された、かるた47枚に仕立てる意義とは;叙述にとらわれずに、なんどでも彼と出会いなおせること。

それは、英雄ならぬわれわれを、顕彰するにふさわしいかたちだ(と、おもわれる)。

叙事詩(『アエネーイス』とか)でも、小説でも(『カラマーゾフの兄弟』とか)、戯曲でもなく(『リア王』とか)。しかしながら、ひとりのヒロシに焦点をしぼった、かるた。

ひょっとしてパロディ?──でもある。

かるたはまた、彼を知るにいたったT(と、ここでは呼んでおく)との関係も、やがてあきらかにしていくだろう。

読み札を補完する解説を(役に立つかどうか)、「おうちのかたへ」として、それぞれつけます。

それでは次回から、ランダムを期したいろは順で、みていきませう。  


  • 2021年08月01日 Posted by Tom Motsuzai at 11:00Comments(0)